【ポケモンSV S1 使用構築】ハチマキガブ+サイクル潤滑油“ミミズズ”のすゝめ【最終862位】

はじめに

はじめましての方は、はじめまして。そうでない方はいつもお世話になっております、ヴァイゼルドと申します。

ポケモンSV S1において最終3桁を達成することができましたので、いつも通り自己満足ではありますが構築記事を書かせていただきたいと思います。

拙い文章かつ簡潔ではありますが、最後までお読みいただけると嬉しいです。

構築

レンタル構築はご自由にお使いください。S2開催期間は残しておく予定です。

構築経緯

第8世代である剣盾から対戦を始めた私は、ダイマックスがない環境でがっつり潜る経験がなく構築作製にかなり苦労した。

その中でも自分のプレイスタイルは“初手で高火力を押し付けてサイクルのペースをつかむor対面で勝つ“ことが主軸だったので、型が豊富で比較的初手から高火力が飛んでくることを予知しづらいハチマキガブリアスを軸として構築を組み始めた。

取り巻きのポケモンを採用した理由については、個体紹介のところに記載させていただくが、その中でも一番の収穫があったポケモンがミミズズだった。この子のサイクル性能の高さは想像を凌駕したものだったので、もし採用する枠があったらぜひ使ってみていただきたい。

個体紹介

ゲンガー(格闘テラスタル

性格 憶病

特性 のろわれボディ

持ち物 きあいのタスキ

努力値 135(0)-x-81(4)-182(252)-95(0)-178(252)

技 シャドーボール きあいだま アンコール みちづれ

ガブが初手に出てくるのを簡単に読まれてしまうとあまり強くないので、相手目線からどのポケモンが初手に来るのかを簡単に絞らせたくなかったことから採用した。

初手に出すゲンガーは催眠+祟り目型が多かったが、私の場合は詰め筋の役割がほとんどだったのでアンコール+道連れ型で採用した。

きあいだまの枠は諸説あるがドドゲザンがあまりにも多く、私の構築で少し重めなキョジオーンにも打点が持てることから打つ機会は結構多かった気がする。ちなみに筆者は催眠ゲンガー嫌いなので使いません()

選出率は一番低かったので、別に候補があれば変更してもよさそう。

マリルリ(炎テラスタル

性格 いじっぱり

特性 ちからもち

持ち物 とつげきチョッキ

努力値 183(60)-112(252)-101(4)-x-106(44)-89(148)

技 アクアブレイク じゃれつく ばかぢから アクアジェット

調整 H 8n-1 A 特化 S 4振りアーマーガア(67族)抜き D 余り

環境にはびこるドラゴンタイプを処してもらうため採用。特にサザンドラに強く出せる枠として重宝した。

SVではS種族値60族付近に優秀なポケモンが多く揃っており、環境のSラインがなかなか読めなかったことから、私のパーティでは60族付近のポケモンはすべて実数値89にして使用していた。そのためかなりへんてこな努力値振りとなってしまったが、マリルリミラーで素早さ負けしたことはなかったため、相手のマリルリに対しても強気に出せたのはかなり心強かった。

ラスタルは鬼火ややけど回避のために炎で使用していたが、元タイプが優秀すぎるのであまりテラスタルを切る場面は少なかった。環境後半は電気テラスタルテラバーストがどこからともなく飛んできたので地面テラスも一考。

ガブリアス(炎テラスタル

性格 ようき

特性 さめはだ

持ち物 こだわりハチマキ

努力値 183(0)-182(252)-115(0)-x-106(4)-169(252)

技 げきりん じしん アイアンヘッド テラバースト

本構築のエース。

無振りドラパルトなどの比較的耐久が低いポケモンであれば地震でワンパンしてくれる。環境に起点作成型ガブが比較的多かったこともあり、かなり立ち回りやすかった。環境終盤では風船持ちの個体が多く見受けられるようになっていたので、地震or逆鱗の一貫をいかに作るかがカギになった気がする。特に書くことがないくらい無難に強かった。

ジバコイル(飛行テラスタル

性格 ひかえめ

特性 アナライズ

持ち物 こだわりメガネ

努力値 169(188)-x-135-200(252)-110(0)-89(68)

技 10万ボルト ラスターカノン テラバースト ボルトチェンジ

調整 H 余り C 特化 S 4振りアーマーガア(67族)抜き

ガブが止まってしまうキョジオーンやヘイラッシャの対策で採用。

基本的に上からダメージを入れたいのでSに努力値を割いているが、特性は交代際に刺さるアナライズで使用。正直どの特性も優秀なので好みで使い分けてもよさそう。

地面と格闘に耐性を持たせるため飛行テラスタルで使っていたが、草テラスタルヘイラッシャやモロバレルが一定数いたため、テラバーストもよく使った。

余談だが、H実数値169だけ毎回気になって仕方なかった()

ミミズズ(鋼テラスタル

性格 わんぱく

特性 どしょく

持ち物 オボンのみ

努力値 176(244)-106(4)-213(228)-x-76(4)-89(28)

技 じならし ボディプレス メタルバースト しっぽ切り

調整 H 16n(しっぽ切りでオボンのみ発動) B 余り S 4振りアーマーガア(67族)抜き

もともとこの枠は物理受けアーマーガアを使用していたが、テラスタルのせいでガブやセグレイブが止まらなくなっていた。そこで似たように物理受けポケモンで電気タイプを等倍以下で受けられる子を探したときにミミズズにたどり着いた。

ガブやセグレイブに後出ししてから相手の引きに合わせてしっぽ切りをすることで、有利体面を作り出せるだけでなく身代わりまで残せてしまうこの技は有限サイクルだとしてもかなり強かった。

また、半端な特殊火力(眼鏡ではないロトムのドロポンなど)に対してはメタルバーストを合わせてあげることで1匹持って行ったりすることもできたので、仕様難易度は高かったがアーマーガアとはまた別のとても器用な立ち回りを見せてくれた。

あと意外とかわいい。

セグレイブ(電気テラスタル

性格 ようき

特性 ねつこうかん

持ち物 いかさまダイス

努力値 191(4)-196(244)-113(4)-x-107(4)-152(252)

技 つららばり じしん テラバースト 竜の舞

第2のエース枠。

使われて一番止まらなかったのがこの子だったという理由だけで採用したが、ミミズズのしっぽ切りとの相性も良く1回積んでしまえばその技範囲も相まってほぼ止まることはなかった。ガッサの上からつららばり打てるのも地味に偉かった。

ラスタルは受け出しに来たヘイラッシャやアーマーガアをごり押すために電気テラスタルを採用した。

耐久もかなり高く、剣盾で言うと技範囲の広がったBキュレムっていうイメージに近かった。

苦手なポケモン

マスカーニャ

アーマーガアからミミズズに変更した唯一の弊害。型が豊富で初手に出されるだけでパーティが半壊する。初手悪テラスハチマキはたき落とすでガブが吹っ飛ばされた時はさすがに泡吹いて倒れた()

何よりも先に処理を優先しなければならず、最終日は本当に苦戦した。

キノガッサ

サーフゴーを採用していないため、純粋に重い。vs.ポイヒガッサの勝率はガチで0%。

ブラッキー

願い事+守る@残飯型だとガブで押し切れない。

結果

終わりに

次シーズンも同じルールとのことなので、苦手なポケモンを克服しつつ、より上を目指せるように頑張りたいと思います。

最終日翌日にこの記事を書いてますが、寝不足のダメージが全く回復せず、もう若くないんだなと痛感させられるこのゲーム、最高ですね()

また最終3桁以内が取れましたら記事を書かせていただきます!

スペシャルサンクス

いつも構築見てくれるエスナイデル君(Twitter:@esnaidel_pkmn)

対戦のモチベーションを分けてくれるバンドマンポケモン部の皆さま

いつも応援してくださる皆様本当にありがとうございます!引き続き頑張ります!